よくある『DRAWING ROOM』の逸話

よくお城や貴族のお屋敷に行くとドローイングルームというのが
部屋の一つにある。
そこはお食事のあと、紳士方が煙草にアルコールにポーカーにと
いそしんでいる間、女性はお断りと退かされ(Withdraw)連れて行かれたお部屋
それがドローイングルームの由来。
私はてっきり肖像画を描くお部屋かと思ってました。
女性たちはそこでティーやおしゃべりを楽しんだそうです。
だからお菓子は一口サイズの小さなもの。
おしゃべりの邪魔にならないように
との配慮らしい。
最初にそれをやったのは英国の女王(すっかり名前を忘れている)。
それを見習って、いろんな人たちがかわりばんこにお客様を
家に招待し、ティーをしながらのおしゃべりを楽しんだそうな。
これがお茶会の始まり。
だからこの日作ったサンドイッチやサーモンロールはかなり
小さく私にはもの足りなかった。
もっとでかくて良いですわ!
何せ貴族の時代、マナーの国ですからね。
そのわりには手づかみなので
手がかなり汚れるのですよ、これ。
その辺をなんとかしたくなるのにね。
日本人なら。
しかし、何もかもができたてでおいしく
しかも簡単で楽しかった。
日本では微妙に堅さとか風味が変わるらしいけど
ランチのかわりに作れたらいいなぁ。
でも、これ6人で作って3時間かかっているからね。
ひとりだとどれくらいかかるのだろうか・・・。