めだかちゃん

今日家に帰ると
お隣さんのめだか鉢が倒れていて
周囲が水浸しだったので
呼び鈴鳴らして
「鉢が倒れてますよ!」
とお知らせした。
お隣さん、どうも気付いていなかったらしく
現場を見て驚く。
「こりゃ、わざとだな!
節分の日に悪さするなんてろくなやつじゃねー!」
とおじちゃんお怒りになっておりました。
わざとめだかの入っている鉢を倒す
という行動が本当に想像できず
「ほんとにわざとだったらひどいですねー」
と言うしかなかった。
ほんとにわざとなのかな?
そんな人いるのかな?
おじさまは絶対わざとだとおっしゃていた。
私はと言えば
めだかが何匹も周囲に散らばって
自転車にひかれているのを見て
泣きそうになりながら
全部死んでしまったのかオロオロしていると
おじさま
手際良く
めだかを一匹ずつ拾い始めた。
そしたら
10匹くらい生きてた!
どうやら
ついさっき倒された様子。
すごい!生きてる!
「よかったですねーーー!」
と言うも
私は拾うの手伝えなかった。
手にかばんとクリーニング持ってて
両手ふさがってました。
手伝うべきだったかな?
しかし、魚ちゃんを素手で触るなんて私には怖くてできない。
(つぶしそう)
私がぼやぼやしているうちに
おじちゃんにお客様。
私はそそくさと家に帰るが
「そうだ!うちの水道を使ってもらおう!」
と思いつき
もう一度手ぶらで下に下りて行った(玄関は2階)。
「うちの水使って下さいね!」
と言ったら
「いや、うちもそこに井戸水あるから大丈夫だよ」
と断られる。
「井戸水はあったかいよ」
というので触らせてもらった。
確かに。
外で素手で水をさわっているのに手が痛くない。
そのあと室内で水道で手を洗ったら
冷たくて痛くてしょうがありませんでした。
いいなぁ、井戸水。
どうして両隣りに井戸水があって
うちにはないんだ?
おじちゃんは井戸水を飲料用として使用している模様。
でも、子供のころから飲んでる人はいいけど
私なんかが飲んだらお腹壊しそうだ。
おじちゃんも
飲むのは勧めなかった。
なれないことはしない方がいい。
めだか鉢に水を貯めている間
「犬が(ひとんちに)おしっこかけたりひどいもんだよ」
と二人で世の中を嘆きながら
与太話をして語り合いました。
おじちゃんが
最近再婚されて
週末婚されていることまで
知ってしまった!
そうだ!
「凍るからホースの水抜いとかないとね」
と言われたんだった。
私が
「うちのは大丈夫かな?」
と長さ30センチくらいのホースを引っ張って持ち上げたら
「それは(そんな短いのは)大丈夫(笑)」
と笑われた。
短いのはいいのか。
不思議。
でも、屋上のホースが30Mくらいあって
やばいことを今思い出した。
神の啓示だ!
今から見に行ってきます。
凍ってませんように!