ノーマルから蜘蛛の子

一昨日は安定していた。
昨日も大丈夫と軽視していたら
寒さのせいで17時ごろ
「大規模停電になるから帰って!」
と人事からお達し。
いきなり言われても帰れないよ〜
と困るが
業者からの折り返しの電話も
かかってきた電話も
すべてうっちゃって
みんなで蜘蛛の子を散らすように
帰宅。
駅では少し後から大混雑。
キューイングを体験。
電車をおりた時点では誰もいなかったので
安心していたら
改札で入場制限されてたらしい。
波にもまれる。
改札出てから一歩も動けなかった。
これが駅中で!?
と思ったら改札前の階段付近だけだった。
一旦帰宅してから
パーティーが中止になったデニスとイブ・ロムさんと会食。
イブさんはクレンジングの化粧品のカリスマ!
そしてデニスからは
「彼女はクレイジーだ」
と聞いていたので
会いたかった!
そして予想通り素晴らしく楽しい方だった!
英国人はみんな楽観的。
「なんでそんなに怖がるんだ。
危険なんて今に始まったことではない。
一歩外に出れば車にぶつかって死ぬことだってある。
おぎゃあと産まれた瞬間から生きるか死ぬかなんて紙一重だ」
と。
さすがです。
死ぬ瞬間なんてカウントダウンしない方がいい。
普通に生きれなくなってしまう。
普段通りの生活をして、過剰すぎない程度に
身を守る。
これに限ります。
昨日は、この時期会食なんて!夜中に歩き回るなんて!
と思っていたけど、
人と会うことで勇気づけられたし
楽しい時間を過ごせて終始笑っていられた。
「笑いながら死ねたらそれもいいんじゃない?」
という意見も出て
確かに、と思う。
また、怖い話も聞く。
日本は立派だと言われているが
阪神大震災の時も
避難所で犯罪が少なからず起こって
自殺者がいた。
どれも女性が被害者だそう。
確かに理性もなくなるが
それを思うと別の意味で被災地の人の身の安全が懸念される。
警察も目をつむるほどの犯罪だ。
報道さえされない。
そういう現状もわかってほしいな。
早く仮設の家を建ててあげてください!
せめて鍵のかかるところへ。
まぁ、鍵がかかったところで、
外に出て襲われたら意味ないのですが。
どんな人だって1対10人とかだったらかなわない。
被災地の方々もすべての人が善人ではない。
善人ですら悪人になる環境だ。
とにかく早く状況をかえてあげたい。
アラブが石油を寄付してくれたら事足りるんじゃないの?
現金でなく今必要なのはガソリンかもしれない。
物資は十分にある。
ただガソリンがなくて手前で車が止まっている。
都内だってそうだ。
いつもの巡回の車が来ない。
なんで、ガソリン輸入しないのだろう?
その辺の事情には疎いので
「ガソリンほしい!」
と言ってすぐ売ってくれるものでもないのかもしれないが
空輸でもなんでもしてほしい。
とにかく昨日は刺激的な1日でした。
だけど、街に出れば街は穏やかです。
大地と空と昼と夜がある限り
人間は営みをやめない。
それが事実です。
悲しがってばかりいられません。