月日が経つのは本当に早い

今読んでいる本がある。
いつ読み始めてもいいし
いつ読みやめてもいいという気楽な本。
最初つまらないと思っていた本でも
今では
眼鱗の事実を突き付けられ
なんだかわくわくして読んでいる。
大金持ちの
お年寄りの女性が
政府機関として
全世界を飛び回って
旅してきた記録とでもいいましょうか。
でも、砂漠の冷え切った空気や
熱砂やアフリカの飢餓の状態などが
なにげに垣間見えて
自然の厳しさが身につまされるのだ。
私の好きな箇所は
日の出とともに起き
日の入りとともに寝るところ。
自然の空気を感じ
文明の力に頼らないところ。
その文章を読んでいると
夜中にパソコンを
チャカチャカたたいていることが
異常に思える。
なぜ人は日の出とともに起きれないんだろう?
なぜ人は夜になっても寝ないんだろう?
という当たり前のことが疑問に思えてくる書。
『日本人が知らない世界の歩き方』
曽野綾子著←有名人ですか?)
文体が口語だったり
文語だったりするので
多少違和感ありますが
慣れると心地よいです。
これを読むと
無性に日の出を目撃したくなります。
がんばります。
今、朝気持ちいいもんね。