『偽善エコロジー』

yasutti2008-11-27

只今こんなの読んでます。
読み始めだけどでも
こんなんに左右される自分も情けないが
これが事実なら
悔い改めなければなるまい。
『偽善エコロジー武田邦彦
冬幻舎発行
http://www.bk1.jp/product/03009369?s=bk1ovt08071412

エコバックだめだった。
車に乗るのをやめない限り
オイルは減らない。
オイルかすを有効利用するプラスティックバック(スーパーのビニール袋)
を減らしたところで
もともと捨てていた部分を廃品利用していただけなので
まったく意味がない。
ゴミ(プラスティックバック)は出るのだ。
しかもその袋を使わずに
エコバックを買い
新たに専用ゴミ袋を買い
ただただ消費を増やしている自分たち。
まったく意味なーし!!!

これと同じことが割り箸にも言える。
材木の残りかす、及び材木用の木を伐採するために
どかして捨てる周りの森林
これが割り箸になっているので
割り箸を作らなくても
材木のゴミは出る。
どうせ捨てるなら
まだ割り箸になって有効利用される方がマシ。
そして
みんながエコで日本の割り箸を使用しなくなったので
割り箸業者が倒産し
今や中国から無意味に割り箸用に改めて木を伐採し
割り箸を生産し
輸入してるらしい日本国。

あれ?
本末転倒?
んー、考えさせられる1冊です。
ていうか・・・
いったい私はどうすれば?
誰を信じればいいの???

でもがむしゃらにエコバックとか
マイ箸とか使うのやめよう。
意味なし。
まぁ、何かを変化させると
どこかにしわ寄せがくるわけで。
きっとスーパーのレジ袋を作っている業者がそのうち潰れるんじゃないかと
日頃危惧していたのは事実で
結局誰も幸せにはなれないなら
無理するのやめようと思いました。
だって、おしゃれして外出してる時に
エコバック持ち歩けんでしょうよ?
今までは
持ち歩くようにしていたけど
そして忘れた時は
一回家に取りに帰って
袋を持って買い物に行っていたけど
今日からやめる!!

たたけば他にも色々出てきそうな雰囲気です。
自己満足で何かするのはいいけれど
それが役に立っているかどうかはわからない
というお話。
切ない。