父の誕生日。

そういえば
今日は父の誕生日だった！
我が実家は合理的で
前もってプレゼントを聞いてあげてしまうので
当日忘れがち。
でもやっぱり、おめでとうの言葉は
当日ほしいだろうと
ぎりぎり思い出し
祝詞を捧げる。
そこで
実家で衣類をすべて整理したと
満足感にとらわれていたが
はたと、そういえばあのスカート無かったなと
気づく。
？？？
そういえば緑と白のチドリ格子のスーツも
見当たらなかったのよね。
そはいづこ？
また、明日メールしなきゃ。
空の収納ケースができたと母はかなり喜んでいた。
まだ空にする収納ケースがあるに違いない！
さて、今日は社宅の大掃除の日でもあった。
年二回朝9時半から社宅の敷地内を箒で掃く。
15人ばかしいるのですぐ終わる。
でも、そこからが本番とばかりに
ご夫人方の井戸端会議が始まった。
みんなはお子さんの関係で全員知り合いのようだが
私は普段も誰とも出くわさないので
お隣さんくらいしか知らない。
話すことも特にないので
私がさっさと家に帰ったあとも
小二時間も（！）話し声が途切れなかった。
何をそんなに話すことがあるんだろう？
どうやらハロウィンパーティの相談だったみたいだが
みんなお子さんたちのことで
頭がいっぱいなのね。
赤ちゃんを見ても
いまいちかわいいと思えない私は何なんでしょうね。
でも子供が近くにいると
社宅のみんなはその赤ん坊を取り囲んで
話し込むのだ！
一人だけいきなりは帰れないので
しばし傍観することも。
協調性も大事だわ。
でも話題が思いつかん。
人の子相手に何を言えば？
お母さん連中も
見た目はきれいなのに
ちょっと猫背になりながら輪になって話す姿は
普通の50代のおばさんたちの井戸端会議そのものに見える。
やっぱ話題が子供のことだからなのだろうか？
それとも掃除服だから？
明らかに
丸の内（ん？）とは景色が違う。
会社に遊びに行った時は
全然お子さんがいても
みんな若々しかったけどなぁ。
さいたまだから？
というかノーメイクの人もいるんですが、そのせい？
かくいう会長さんも
もうすぐ都内に引っ越すようだ。
馴染んでいるように見えてやっぱ埼玉には住まないのね。
社宅は7年でみな出ないといけないので
いずれは全員入れ替わるようだ。
でもみんなどこにでも馴染むあたり
たくましいなぁ。
私は住んで半年ですが
だんだん飽きてきました。
やはり仮の住まいということか。
この歳になって
一度も住んだことのない土地というのは
息苦しいものがあります。
みんな敵！
くらいのモチベーションです。
まだ、何の思い出もないからね。
うちの母も引っ越し族だったけど
大変だったのだろうな。
一番小さい時の記憶に残っている家は
一軒家だった。
もちろん、社宅。
でも今は様変わりしてみなマンションだね。
玄関はガラス戸でできていて
意味もなく力任せに蹴って
足を切って血だらけになっていた頃が懐かしい。
何をそんなに怒っていたのだろう？
子供って意外に
怒りのエネルギーの塊かもしれないな。