ただいま

yasutti2008-09-16

台風とともに沖縄に現れ
台風を後に従え東京に戻り
再び台風を呼ぼうとしている私たち。
なんじゃぁ。
タクシーのうんちゃんに
「雨連れて来た?」
と笑われ
宿に着いた翌日から
「台風はですねぇ・・・」
と宿主から数時間置きに
台風情報発信されてました。
沖縄では台風ってほんとに怖いのね。
石垣島では未だに飛行機が欠航中で
あのままあの場にいたら
まだ帰ってこれてませんでした。
無事臨時便の飛行機に乗れて幸せをかみしめる。
初日に西表島にいたのですが
「夕日がきれいだにゃ〜♪」
と言っていたら宿主に
「不気味だったでしょ?昨日の夕日?」
と言われ驚く。
ピンクとオレンジの入り混じった夕日は台風の夕日。
ほんとはオレンジ一色のきれいな夕日なんだとか。
でも今年初めて沖縄に発生した貴重な台風の夕日が見れて幸せ。
東京では見たことのない静かな夕日でした。
宿主は3人いたのですが
そのうちの一人M木さんがちょーいいキャラで
終始M木さんネタで笑わしてもらいました。
彼は私たちが予定を変更して
急きょ本島へ戻ろうとしていた日
那覇で会議があるとかで
「行っても帰ってこれないなぁ〜(笑)」
なんて嬉しそうに言っていたので
どうしたのか今でも気になります。
電話してみようかな。
那覇石垣島西表島に渡ってから3日目
あと2泊する予定を変更し
船が出るうちに石垣まで戻ることに。
石垣まではフェリー。
これが、すごかったです。
海の上のジェットコースターみたいで死ぬかと思いました。
想像してみて下さい。
ジェットコースターに乗っている時間が
40分間って。
舌かみますよ!
というのも波が高くて船が空中に飛ぶのですが
まっすぐ落ちるのではなくて
斜めにズドンッと海面に落ちるので
波しぶきで窓の外が見えなくなり
沈没したかと思うからです。
難破です。
遭難してもおかしくなかったです。
まさに大海の上の木の葉。
お尻が何度も座席から離れます。
自分が空中にいる時間が長い。
この時ほどシートベルトほしい!
と思ったことはありませんでした。
この状態で石垣島からわざわざ救出に来てくれた
船長さんほんとにレスキュー隊のようでした。
この時点では石垣→西表の船は全便欠航でしたから
まさに私たちを西表島から救出するためだけに
来てくれたわけです。
西表島には上原港と大原港とふたつの港があり
上原港は外洋に面しているので欠航が多いと聞いていましたが
「上原が止まる時は大原も止まるから」
と地元の方のご意見。
だからガイドブックの情報は信用しない方がいいですよ。
今回泊まった宿は上原港に近かったので
上原港を利用して正解!
朝一で上原港を脱出したにも関わらず
石垣島ではキャンセル待ちほぼ12時間で疲弊。
途中精神状態がおかしくなり
「もう、いいや!石垣牛でも食べに行こう!」
ということにやけっぱちになり
空港で待っていないと順番が来た時に乗れないのを承知で
適当に外出☆
「いしなぎ屋へお願いします!」
とタクシーのうんちゃんへお願いすると
「予約したの?人気店だよ!」
とアドバイスをいただき
即効電話。
「19時までならいいですよ」
その時すでに18時前。
でも十分でした。
石垣牛は松坂牛と神戸牛の元。
幼い石垣牛を買い取って松坂牛と神戸牛に育てるんだって。
だからおいしいはず!
ちょー期待して行ったら
期待通りの美味。
舌の上でとろけました。
そのお陰で
すばやくコースメニューを舌の上で消化し
退散。
食事時間40分くらいだったよ〜。
私達のすぐ後に入ってきた人たちは
みな断られていました。
よかった、タクシーのうんちゃんのお陰です★
沖縄の人はみなやさしい。
旅行のネット情報で
沖縄の人はみな冷たい、愛想がないと聞いていたので
予想に反してみながみな良い人で驚く。
なんなんだ、この認識違いは?
特にタクシーのうんちゃんは
そのこわもて容貌に反してみなしゃべると
よっぱらいみたい(訛りだと思う)。
なのですぐ打ち解けることができました。
19時になると店を出て
再度空港へ。
でもまだ番号呼ばれない。
ひたすら待つ。
2便用意された臨時便は150名乗りと判明。
台風の時は強風で燃料を多く使うので
130名しか乗せないのだとか。
番号は300人待ちだったのでぎりぎりです。
もちろん通常便にも空きがあれば乗れるのですが
観光シーズンでほぼ満席。
1便につき10名ほどしか進みません。
でもようやく21時前に最終便に乗ることができました♪
そのあとも宿泊施設が決まっていない人用の
案内ガイダンスが流れていたのをみると
飛行機に乗れずに今もまだ石垣島に残っている人がいるようです。
早く帰れるといいね。
でもしばらく動かないでしょうね。
今、台風の真下ですもんね。
でもその台風が東京にやってくるらしいと聞いて
なんだか愛着もわいてきました。
こんなに長く生き続ける台風も珍しい。
普通1日、2日でいなくなるもんです、台風って。
さて、那覇では天気が良く
真っ黒焦げになりました。
普通にアジアリゾートに行くより焼けます。
なぜならビーチ意外にも遊びに出掛けるので
日常で焼けちゃう。
ビーチだけなら
泳がない時間は部屋だから焼けないのにね。
お陰で熱射病になりそうになり
頭痛で記憶が無い時間帯があります。
意識を保つので精いっぱいで
何を見たのか、食べたのか覚えていません。
こんなにひどいのは
雪山で風邪をひいて
肺炎を起こしかけた時以来でしょうか。
それ、10年くらい前だけど。
とにかく波乱万丈でしたが
最後は首里城の夜の宴を見れて幸せ。
国王と王妃を決める会に参列し
でも途中お腹がすいてきたので帰り
結果を聞いていない。
誰になったか確認しなきゃ!
食べ物は西表島で出た地元で採れた食べ物が一番おいしかった。
マグロの内臓が和歌山のカツオの心臓の味に似ていて
ちょっとほっとした。
揚げものもあったのに
出てきたものすべてがあっさりで
かなり健康的。
那覇に来るとかなり商業的になりお値段も高いし
味も濃い気がする。
西表では夕飯ひとり1500円でフルコースでした。
庭に成っているグァバの実とジュースをいただき
生まれて初めてほんもののグァバを堪能しました。
甘酸っぱくておいしい♪
あと海ぶどうともずくがおいしかった。
もずくはお土産に買って帰りました。
海ぶどうは生協で実は買っていたので
それをまたいただきます(笑)
また写真アップしますのでお楽しみに☆
暑いところへの長期旅行は疲れるよ。
寒い所より大変。
室内に入ると外国のように冷房キンキンで
どこにも身の置き場がないので。
今でも頭がぼーっとします。