トニーと私の関係。

yasutti2008-03-11

今日はトニーが暇そうだったので
ちょっとしゃべった。
最近私が帰る時
ランチ時間だったり、業後だったりで
なかなか会えない。
でも今日はゴエヤとおうちでDVDを見ることになっていたので
「今日友達とホラーフィルムを見るの♪」
と言うと
「はぁ?何を見るって?」
「だからホラーだよ!」
と何度か言ってやっと通じる。
「君が言ってるのはフラーだ、ホラーじゃない」
と言われる。
トニーの口の動きに注目して
ようやく今日『Horror』と言えた!
口を半開きにして、横に広げると『Ho』の発音になるようだ。
1年目にしてようやくホラーの言い方がわかったよ!
でもって
ゴエヤが家からDVDを持って来るまでに
時間の余裕があったので
「発音がわからないのだけど・・・」
と告白して音を確認させてもらう。
トニーはいつも私の先生だ。
「あのねぇ、woodとwouldの違いがわかんないのよ」
文脈で判断できるとか、言わないで。
もちろん聞き取りは100%わかる。
でも自分で発音する時に違いがわからないのだ。
毎回先生に
『w』の音を直されるから発音できてないことに気づく。
何度か発音すると
どうやらちょっとだけ違うらしい。
まぁ、『L』が入ってるのと入ってないのの違いなんだけど。
日本人の耳には同じでも
彼らはきちんと細部に至るまで発音しきっている。
たとえば、いい例が無いけど
『Cards』は「カードズ」と発音してるし
『Trusts』は「トラスツス」と発音している。
『Births』も「バースス」だ。
ただ、早口なので音がつながって聞こえるだけ。
日本人には悩ましい発音だ。
で私が「Wood」と言うと
どうやら
「そりゃ『ood』だ、『w』が聞こえないよ」
と言われる。
しかしこれは無駄な努力に終わった。
「あぁ〜、バンバン、ズキューン!」
トニーは自分の頭を効果音とともに銃で撃ちぬく真似をする。
「次に君を見かけたら隠れることにするよ、君の発音は聞いてられないからね」
と冗談まじりに言われる。
まったく、何が違うんだろ?
て言うか口を半開きで『w』と言えないんですけど。。。
ちょっと鏡見ながらトニーの口と何が違うか確認しなきゃ。
ある日「Wood!」と突然言って
トニーを驚かすのだ。
その場を去ろうとすると
すかさず
「今日何を見るって?」
「ホラーフィルム・・・」
「完璧!」
あぁ、結局合格点は「ホラー」だけか。