再会

yasutti2007-09-24

今日は3か月ぶりくらいで
クリスから授業を受ける。
相変わらずクリスの授業は早くて
緊張する。
思わず朗読の声が上ずってしまう。
焦っちゃってどもっちゃうのよね。
早く言わなきゃ、早く言わなきゃと思ってね。
だってかなり早いんだもん。
彼の授業はエリートしかついて行けないに
違いない。
今日は何とかついて行けたけど
明日もクリスなら辛い。
と思いつつ予習もしないで
『イギリスの歴史』なんぞを
本屋で買ってしまった。
なんだか授業中だけの英語じゃ物足りなくなって
もっと頑張らなきゃなと思ったからだ。
かと思うと別の授業では
「カランの先生たちは皆、早口だけど
歌うようにゆっくり魅力的に発音しなさい」
と別の先生に言われる。
これがかなり難しい。
イタリア人ならこれができているだろう。
だけど日本人の英語の特徴って
その歌うように発音できてないってところ。
ニュースで日本人が英語で話すのを聞いたが
まるで機械がしゃべっているように
感情も抑揚も無いしゃべり方だった。
聞いていて怖かった。
たぶん私もそれに近いしゃべり方に違いない。
一緒に習っている韓国人の子は
カランで勉強したくないとか
言ってたな。
先生に授業中に
「リテスト受けたいかい?」
と露骨に聞かれていて
その理由を述べていた。
先生に答えろ、答えろと言われて
英語を話すのではなく
自分の言いたいことを言いたい時に
話したいのだとか。
もうひとつ別の学校に行っていて
そちらは楽しいのだって。
やっぱり合わないんだなぁ。
私なんか先生にプッシュされないと
話したくないんだけど(笑
なんでくそおもろくも無い話題で
話さなきゃいけないのよ
と思うわけ。
先生に強制されれば
これは私の責務です、みたいな感じで
すらすら言える。
なんて言うんだろ
普段恥ずかしくて言えないような変なことも
言えちゃうというか。
たとえば
「Dogs are smelly」
とかね。
こんなこと普段考えてないもの。
まったく自分の感情と違うことが言える
といういのは生徒の特権!
まるで女優!
まるでスーパースター!
とここまで大げさに考える私もばかだ。
でも、私演技嫌いなのに
仕事と思えばできるのよね。
プライベートだと
思ってもいないことを
ほめたりけなしたりできない。
ほんとはほめるのが普通なんだろうけど
心にもないことは言えない。
今日はジューシーとも再会。
彼女は戻ってきた。
約束通り。
でもソニアは戻ってこないらしい。
彼女はスペインで仕事を見つけたのだとか。
そしてダニラもなぜか今日から
カランのレセプションで働いていた。
みんな身の振り方が半端じゃないね!
生きるためにな手段を選ばない
その強さが他の国の人たちには
あるなぁ。
意志が弱そうでいて強い。
考えてなさそうで決断は早い。
みならわなきゃ☆