ラファルにショパンを教わる

朝一番に
ポーランド人のラファルに
ショパン知ってる?」
って聞くと
「何?」
と聞き返され
まったく通じない。
そして何度も自分の知ってる
ありとあらゆる修飾語を駆使して
説明を施す。
途中ペルー人のサリナに手伝ってもらいながら。
でもラファルに
『famous』の意味を説明するのは
不可能だった。
そこで
電子辞書のショパンの文字を見せると
「Oh!Chopin!」
やっと通じる。
どうやら知ってたらしい。
で私が発音する
ショパン
彼の思っているショパンは別人らしく(発音が)
何度も練習していたら
先生が登場し
笑いながら
「何やってるの?」
って聞いてきた。
ショパンって知ってますか?
ショパンがうまく発音できなくて」
というと
先生にもうまく通じなかったが
ピアニストだと言うと通じた。
やっぱ発音が違うんだー。
そして何度も先生にまで
ショパンの発音を言わされる。
ふぅ。
でもラファルには
先生の発音も不満らしく
脇から
「Chopin!Chopin!」
と横槍を入れられた。
まったく分かりません!
サリナに至っては
「先生、ショパンって誰ですか?」
って聞いてる始末。
有名人も形無しですな。