ゴールデンサークルツアーでごっつんこ

yasutti2006-12-26

さて、アイスランド2日目。
今日は朝も早よからご苦労さん。
食事を終えてツアーに参加、、、
と思ったら
バスが9時5分前になってもこない。
8時45分集合だったと8時45分に気づき
慌ててロビーに行ったので
もしかして置いていかれたのかも
と思いホテルレセプションにお願いして
電話で確認してもらう。
「ホテルを8時半に出発した」
とのこと。
「タクシー呼ぶなら呼ぶよ。ツアーバス乗り場まで1分だよ」
というので即効お願いする。
何とか出発にはぎりぎり間に合い。
一心地。
だけど、まだ暗い。
薄ら寒い空気の中
真っ暗なバスで夜明けを待つこと2時間。
11時ごろ夜が明け始めました。
その夜明けを走行中のバスの中で見れたことは
すごく神秘的で幻想的。
しかも昨日は夜通し雪だったらしく
一面の銀世界♪
ホワイトクリスマスに
スキー場に来た感じです。
山と朝焼けと馬(道産子のような寒さに強い馬)と温泉。
スキーしないから
生まれて始めての雪山体験!
そして、こんな時、
外はぱりぱりに地面が凍っているので
足元注意。
今日の一番手は滝です。
グトルフォスの大滝。
「黄金の滝」の意味を持つアイスランド最大の滝。
ここでは
氷河から流れる河水が幅70メートル、
1段15から30メートルの高さで
階段状の溶岩層を豪快に流れ落ちて行く様を
崖っぷちから眺めます。
崖のすぐそばは滝。
崖までの獣道のような道はロープが1本だけ張られていて
いつでも滝に飛び込めます。
おまけに道は凍り付いて
よく滑るので
みんな這いながら崖の上まで上ります。
崖ももちろん水しぶきがかかって
凍っている。
「いつ死んでもおかしくない・・・」
と思いながら見る滝は感動です。
別の意味でびびります。
行きはよいよい
帰りは怖い〜♪
てな具合で
帰りは阿鼻叫喚な惨状に。
自分のすぐ脇を
豪快な河の流れが轟音とともに
駆け抜けていきます。
手袋べちゃべちゃ。
コートもべちゃべちゃ。
だけどみんな命がけと言う変な一体感でもって
フランス人もアメリカ人も
イギリス人も日本人も
つながった瞬間です。
最後は時間が無く
来た道(凍っている)を走って
戻りました。
冬、危険度100パーセント
のこの滝お勧めです!
滝を見る前にいただいた
ランチのナショナルスープ(ラムスープ)
が絶品でした。
これはこちらのお勧めと聞いていたので
迷わずチョイス。
食べられて満足☆
その後温水が噴出す穴
間欠泉へと向かう。
温泉が噴出すから暖かい、やったー!
と思ったらぜんぜん寒い。
だけどブルーラグーンのような宝石のようなブルー色した水溜りや
水色の水晶のような空気の玉が
穴から持ち上がったかと思うと
水煙をあげて爆発する様が間近で見れるのにはちょー感激!
何度でもいつまでも見ていたくなります。
大体5分ごとに2、3回連続で爆発するんだけど
その間隔も回数ももちろん予測はできません。
だんだん爆発の時が近づくと
表面おだやかだった水溜りが
誰かさんの鼻ちょうちんのように
盛り上がったり
沈んだり
また盛り上がったり
沈んだり
水がうねうねしてきます。
そして最後にドカン!
それが高ければ高いほど
みな喜ぶってわけです。
100度のお湯なので
近寄れないけど
あふれて流れ出たお湯に
手を入れると38度のお湯って感じ。
いい湯加減。
あたりにはもちろん硫黄のにおいが充満してました。
だだっ広い荒野に
モグラの開けたような穴が開いている
変な場所でした。
だけどなぜか幸せ感あり。
その後、シングベリトル国立公園へ。
世界で2箇所のみと言われる海嶺が地上に乗り出している部分が
ある場所。
いわゆる地震の起こる原因、
マントルが摩擦して裂けたところが
見れるのです。
ごつごつした岩がたくさんせり上がっているので
なんだか黒い波がぶつかっているかのようです。
火山の爆発の後みたいでした。
日本だと軽井沢に
鬼押し出し』ってあったような気がする。
そんな感じ。
とにかく自然がすごくて
アメリカにグランドキャニオンを見に行った時と
似ていましたが
グランドキャニオンをもっとコンパクトにした感じで
身近に見れて更に神秘的にした感じが
アイスランドの自然でしょうか?
やはり冬が絶品です。
空のブルーと朝焼けのオレンジ
雪の白の絶妙なコントラストは
冬以外には見れません!
ロンドナー達にとっては
日の暮れる早さも寒さも慣れているので
問題無いでしょう。
日本から行く方は
寒さのギャップだけ気をつければ
普段着でOKです。
冷凍庫に頭突っ込んだ感じが
永久に続くと思ってください。
ね、なんとかなりそうでしょ?
オーロラツアーは夜21時から行ったのだけど
見れなかったのでまた、明日!