Tony

yasutti2006-12-21

今日は玄関番のポーターのTonyに
クリスマスのお祝いをあげた。
喜んでいた。
「キミも(日本人だけどという意味を含む)お祝いするの?」
と言われ
思わず
「Yes.」
と言ってしまったが
半分うそっこだ。
確かに今年は
たまたまクリスマスディナーをいただく。
うまく説明できないが
通常はクリスマスまでの日を楽しむという感じだ。
当日は平常に過ぎる。
というか、いつもは祭日じゃないし!
お祝いって言っても
その日の夜かもしくは
仕事が忙しい人たちはその前後の日を代用して
(こちらの人たちに代用は無い)
食事したりプレゼント交換するくらいだ。
私の一番の楽しみ事は
クリスマスケーキを食べること♪
だったなぁ。
こっちのケーキ見てないな。
見に行こうかしら?
つまりキリスト生誕を祝うのでは無く
お祭り気分を味わっているわけだ。
不純な私たち。
土日なら1日みな楽しむだろうが
人による。
きっと彼は日本も
お休みだと思っているに違いない。
だけどTonyの嬉しそうな顔を見たら
「No」とは言えなくなり
黙り込んでいると
言葉が通じていないのかと勘違いした彼は
3回も同じ質問を繰り返すので
面倒くさくなって
Yes.と言っちゃったのさ。
Tonyの休みは来週の月から水まで。
「木曜日からまた来るよ」
と言ってくれた。
とっさになると英語が出てこない。
「仕事はいつまで?」
と聞きたいのに
うまく伝わらず
「オレはポーターだが・・・」
と言うTony。
そんなことは聞きたいんじゃないのー、
と思うけど
うまい言い回しが見つからない。
難しいね、言語って。
ちなみにイギリス英語では
休暇はVacationは使わずHolidayと言う。
そしてHolidayは『ホリデイ』と発音するにもかかわらず
Christmas Dayは『クリスマスダイ』と発音する(訛っているのだよ)。
キリストが死ぬ話かと思ったよ。
でも、私がしゃべり終わるまで
口を出さずに聞いてくれるTony。
人が玄関にたむろして
私が外に出れない時は
その人たちをどけてくれるTony。
買い物袋を重そうに持っている時は
玄関を開け、エレベーターのドアまで
開けてくれるTony。
とっても感謝です。
私は28歳と思っていたが
旦那が50歳はいってると言う。
さてどっち?
いつも帽子かぶってて
頭(毛の色、白髪?)が見えない。
実際話しても年齢わかんないなんて!
英会話教室に行って
『失礼にならないように相手の年齢を聞く方法』
を学んだら聞いてみようと思う。
それから14号室の人が
どうやらこの建物を
取り仕切っているようだ。
最後にクリスマスのお祝いの言葉も言ってしまったので
クリスマスが過ぎるまで会い辛いな〜。
また会ったらまた言えばいいか。