体温46℃

今日スティーブに
体温を聞いた。
みんなが寒い中
「今日は夏みたいだね♪」
と言い出したからだ。
ほんとに今日の天気はすばらしい。
しかし気温は１５℃。
どう考えても寒い。
でもスティーブ、Ｔシャツ愛用。
「真冬の一番寒い時でさえ
僕、Ｔシャツにトレーナーで大丈夫♪」
とへらへらしている。
そんなスティーブを見て
「彼おかまかな？」
と隣の席のＨ君はこっそり言う。
うーんそれはないと思うけど
女１０人姉妹の中に
ひとりだけ生まれた男子という感じ。
女性のモノマネがうまい。
先日は
Ｆａｎｃｙ　Ｐａｒｔｙ
（仮装パーティ）で
友人と２人で金髪のヅラをかぶり
「マ♪マ♪ミ♪ア！」
とアバのものまねをして踊ったらしい。
それはともかく
「体温はどのくらい？」
と聞くと
「46℃♪」
と答える。
「それってほとんど死んでるよ！華氏で言ってる？」
「いや華氏だと１２０℃とかだから、摂氏」
「うそだ！」
「うーん、３８℃かな」
なぜか下がった。
ほとんどいいかげんだ。
彼はきっと熱を出したことがないに違いない。
自分の体温を知らないわけないもの。
鈍感英国人が露呈しましたよ。
「ほら、触ってみてよ。あったかいよ♪」
と腕を私の目の前に持ってくる。
触るとひんやりとした教室内で
こちらが凍えそうなのに
あったかい。
・・・。
「僕、シベリアでも涼しい位なんだ。
でもスペインに行くと逆に汗だくになって辛い」
と言っていた。
引き続きスティーブ、
「でもおかしいよ、ロシアから来る人が英国で寒い寒いと
言ってるのは！ブラジルのような暑い国から来る人が寒いと言うならわかるけど」
「（英国人と）どっちもどっちだろ！」
とつっこみたくなるのを抑え
（英語でなんて言ってつっこむのかわからないから）
不思議現象を体感する。
なぞは解けた♪
英国人の平熱はずばり３８℃☆