ヘレンド

yasutti2007-01-31

せっかくイギリスにいるので
最近ティーに凝り始めました。
そしてティーカップにも興味を持ち始めました。
きっかけは、知人のお宅にお邪魔して
何種類かの素敵なティーカップでもてなされたこと。
今、気になって一生懸命
ebayで調べているのが
HEREND(ヘレンド)とRoyal Crown Derby(ロイヤル・クラウン・ダービー)。
ヘレンドはハイファイおなじみ
ペーテルの故郷ハンガリーが産みの親。
しかし、ハンガリー国内では発売されておらず入手不可能。
ロスチャイルド家御用達でございます。
値段は1万円〜ウン十万円まで。

以下引用文
HEREND / ヘレンド
ハンガリーのブタペストから南西へ約110キロ、牧歌的な村の名前がヘレンドです。1839年にこの土地にあった陶器工場をモール・フィッシャーが買い取ります。以来磁器生産に切り替え、テーブルウェアの制作に力を注ぎます。
1862年オーストリアの女帝マリア・テレジアが育成したウィーン窯が閉鎖する事になり、そのデザインの継承を許されたヘレンドは、一躍ヨーロッパで有名な名窯となりました。当時のハンガリーは、オーストリア帝国の統治下にあった事も、継承される背景にあったのでしょう。
1866年、オーストリア皇帝フランツ・ヨゼフがハンガリー皇帝を兼ねるようになると、宮廷での宴をヘレンドのテーブルウェアが彩ることになります。こうして隆盛を極めたオーストリア宮廷と共に、ヘレンドは大きく発展していきます。



こんなのや


こんなのがあります。


Royal Crown Derby/ロイヤル・クラウン・ダービー
1750年、アンドリュー・プランシェが英国中部のダービーではじめた、小さな人形や動物をかたどった磁器の製造。英国でも最も由緒ある古窯のひとつであるロイヤルクラウンダービーは、ここにその幕を開けました。その後はデューズベリー親子、ロバート・ブロア、そしてオスマストン・ロードの時代へと、その姿は時代とともに大きく変わりましたが、今も続く「イマリ模様」の絢爛豪華な表現や、斬新で柔軟な芸術性と技術的水準の高さには、一切の揺るぎもありませんでした。250年の昔にさかのぼるその歴史は、ダービーの伝統を守り続けた志の高さそのものなのです。

写真があまりないので
画像が悪いですが、知人宅にあった
アントワネットという名の可憐なカップ&ソーサー
に一目ぼれ!
波打つようなソーサーのへりにご注目!
写真より実際はもっと波打ってます。


と、ここまではいいとして
なんだか腑に落ちないものを発見。

これかわいい?


これも変。

ブタちゃんの鼻がごま塩ひげみたくなってるのですけど・・・
なんだか、西洋人は芋虫やハエを
かわいい♪
と思う傾向があるらしく
ティーカップの図柄にも虫図が多くなっています。
あとオリエンタルなものに興味を持つあまり
はげおやじ(または大五郎)がお好みらしく
カップの取っ手にはおやじが抱きついて
いる図柄多し。



多少不気味なのがお好みのようです。

また、この器に入れる茶葉は
伝統あるフォートナムはお家騒動で茶園が荒れているらしく
今はヒギンスがいいという情報が入りました。
ヒギンスはもともとコーヒーの老舗ですが
2代目から紅茶に手を出しています。
今は3代目らしいです。
今日さっそく茶葉を買いに行ったら
愛想の無い兄ちゃんが
紅茶を売ってくれました。
Hello!ともCan I help you?とも
言われなかった。
購入後も
Thank you!のひとことも無い。
あぐらかいてんのかしら?
まさかね。
もしかしたら
しゃべれない人を雇っている可能性もあるので
あまり変なことは言えない。
一応、お茶の紹介の時はしゃべってたけどね。
そして出してくれたビニール袋が何枚も
半分印刷、半分無地になっている
怪しいものだったので
いいと言うのに
きちんと印刷されているものにしてくれた。
そこはこだわるんだ?
なんだか不思議な兄さんでした。
お味はというと
アールグレイを今飲んでますが
かなり芳香があり強烈。
めまいがしそうです。