M:I 2

今、見た。
公開直後は不評だったが、ビデオで見る分には十分おもしろいと思う。
あんなトムみたいな男性がいたら絶対ほれる!
でも、トムに選ばれるためには、女にも覚悟がいる。
峰不二子なみの女なら良いが、ただの足手まとい女は嫌われる。
ぜったい!
死も覚悟しなければならない。不憫すぎる。
私の場合、歩きながらでも、自分で自分の足を折って骨折するくらいバカなので、とてもついていけない。
私には、ラスコーリニコフで十分でございます。
以下、ラスコーリニコフ描写:

「とたんに深い嫌悪の色が、若い男の華奢な顔にさっとひらめいた。ついでにいうと、彼は素晴らしい美男子で、眼は黒く美しく、髪は濃い亜麻色で、背は人並みより高くすらりとして、恰好のいい男であった。」『罪と罰』より

さらに、ジュリアン・ソレルは

「彼は頬を紅くして眼を伏せていた。見たところ弱々しい十八九の小柄の若者で、わし鼻の、ととのってはいないが美しい顔立ちだった。静かなときには、思慮と情熱を示すその黒い大きな眼は、この瞬間、世にも恐ろしい憎悪の色に燃えていた。濃い栗色の頭髪が、ごく低くまではえ下っているので、額が狭くて、怒ったときにはいじわるそうに見える。」『赤と黒』より

高校時代は、こんなくだりで、「何コレ?!ちょーカッコイイ!!」と思い、惚れさせられました。
古典文学ってステキ☆★あやうく、また朝まで読み耽りそうです♪
ちなみに、上記文学を読んでいたときのBGMがマドンナの東京ライブだったので、いまだにそのときの曲を聞くと切ないです。。。